「樹皮粘土で作るミニチュアフード115号」でファラフェルサンドを作ってみた

「樹脂粘土から作るミニチュアフード 」アイキャッチ └ミニチュアフード

今回は粘土細工の作り溜めも兼ねて、旧号で紹介されていたファラフェルサンドの製作をします。

本当は→ローストビーフサンドより早く作り始めたのですが、途中トラブルに見舞われて製作が遅れてしまいまして。

独楽
独楽

粘土は乾燥時間があるので、制作に数日かかります。
だから失敗した時はそこそこに痛手をくらう

作り直しトラブルもなきにしもあらず、ですね。

ファラフェルサンドとは?

潰したひよこ豆やソラマメに香辛料を混ぜて揚げたコロッケをファラフェル(Falafel)と言います。

アラビア語ではفلافلと書くそうです。主に中東で広く親しまれている、ピタパンのサンドイッチです。

地域によって豆の種類や香辛料を変えたりします。例えばイスラエルでは、建国当時にソラマメ中毒を起こしてしまう移民が多かったため、ソラマメを使わないようにしているそうです。

独楽
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先天的にソラマメの毒を分解できない体質の人がいるようですね。
ちなみにソラマメの原産は地中海地域と考えられているようです。

ローマやエジプトでは食べられていたそうですよ。

エジプトではタアメイヤと呼ばれ、ある宗教では祝日にたくさん作って近所に配る風習もあるとか。

独楽
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日本でいう、おにぎりのような感覚かな?

参考画像も探しましたが、ブログに貼れそうなものは見つからなかったので割愛します。

🥙 ←絵文字では出てきた。

作り方はどんな感じ? 115号編

まずはピタパンを作りました。

ピタパンをつくる

次にファラフェルを作ります。

ファラフェル制作1

粘土を着色してトマトを作りました。

縁がガビガビです。もうちょっと綺麗に丸くすればよかったかな。

トマト製作

きゅうり、紫オニオンも作りました。


作った粘土を撮影したつもりでしたが、データが見つかりませんでした。

取り忘れたのだと思います・・・すみません。


レタスを作ります。粘土の着色方法まで解説は載っていましたが、以前作った緑の粘土が余っていたのでそれを流用しました。

余りの粘土

ところで、画像にちょこちょこ写っている縦長の影は、ファラフェルなどを干している爪楊枝です。

数が多いのは、実は→ミートローフの製作の時に余った粘土で、ミニトマトを量産しています。

余り粘土で自分なりに適当なものを作ったり実験したりしているので、またその記事も書けたらいいなと。

ちなみに出した粘土はラップにくるんでおけば、数日は保ちます。

独楽
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あと撮影の背景になっているのはコルクコースター。
作業台ではなく撮影や粘土の乾燥、硬いものを切断する用です。

爪楊枝も刺せて便利。



粘土は切り分けてレタスに成形・・・・・。

レタス製作

独楽
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え、これ以外と難しい

レタス舐めてた。

保存していたものなので粘土がちょっと乾燥気味だったのかもしれませんが、それっぽくなったのは数枚だけ。

分厚くなったり、つぶれたりと散々な形になってしまいます。

レシピの説明通りだと難しかったのですが、試行錯誤してなんとか成形しました。

次にパセリの製作。

レシピに従い、粘土にアクリル絵の具を混ぜまぜ・・・。



独楽
独楽

トラブル1つ目。色がつかないんですけど・・・

濃い目にしたいのですが、何度絵の具を追加しても、上のレタスの右の画像くらいの色にしかなりませんでした。

おかしいと思ってレシピを見直したら、練り込みにラップを使うように書いてありましたね。

再度着色して粘土を練り直し・・・。

パセリの残骸
ボードが汚い・・・

ポロポロ落ちた残骸をたくさん回収。

本当は粘土を削るのですが、このままパセリとして使えそうだったので、みじん切りにしたものを使うことにしました。

独楽
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ちゃんと色がついたので、なるほど。

いつまでも着色できない原因は、指が絵の具を吸ってしまったからです。

それを対策しないと着色できません。なるほどなあ。




次は野菜類の着色。

野菜着色



ファラフェルも衣をつけて着色。衣の表現が意外なやり方。

ファラフェル・衣と着色
ピンボケしてる・・・


乾燥させたら、野菜を切り分けてさあサンドを作り、

具が入らない
独楽
独楽

具が入らない!!







トラブル2つ目。サイズが合わない。


おかしい。粘土の分量はあっているはず。でもファラフェルが全然入らない。

このままだとレタスピタパンになってしまう。

・・・定規で測ってみたら、ピタパンのサイズが足りていませんでした。

独楽
独楽

なんてこった・・・



入らないならしょうがない。ピタパンを作り直しました。

作り直したピタパン
上が新規作、下が旧作

3枚になっていますが、一枚破れてしまったのでさらに作り直した結果です。

結局、上左の2枚を使いました。

うーん・・・粘土の分量は間違いなく合っていますが、楕円形になるように作って半分に割った時に、短い直径の方のサイズが足りていなかったのでしょうか。もしくはポケットを作る時に手で縮めてしまったか。

作った後の大きさをきちんと確認しなかったのも失敗ですね。



新たなピタパンを乾燥させている間に、他の制作でも使えるレタスやトマトを大量生産しました。

量産レタス
独楽
独楽

最初に比べたらなかなかの出来栄え?
レタスづくりのコツをつかめてきました






さて、ピタパンが乾いたので、具材を詰めていきます。

ピタパンが狭い

これでも狭い・・・。

膨れゆくピタパン・・・。

タヒニソースがけ
右のほうが暗いですが、ファラフェルの色を濃く塗ったからかも

レシピに従って、タヒニソースバージョンも作りました。

ここでパセリを使います。

独楽
独楽

タヒニソースとは、中東のゴマソースです。
食べたことがないので味はわかりませんが、
舌触りはピーナッツバターに似ているとか

付属の小物と合わせて、パシャリ。

完成図
またピンボケ
独楽
独楽

具沢山でパンクしそうだけど、いいのかな!?

ピンセットをねじ込むようにしながら作りましたが、良いことにしましょう。

製作感想

・粘土を乾燥させる前にサイズを測り直すべし

指で粘土の着色をしないほうがいい時もある

・コロッケの衣の色は明るい方が撮影映えする

・レタスは意外と難しいが、慣れてくると作りやすい

トラブルもありましたが、なんとか完成しました。

製作中、何度も「おいしそう」という気持ちが湧きましたね。

食べてみたいなあ、ファラフェル。

今はマスク必須のご時世のせいか移動販売をほとんど見かけませんが・・・ケパブ屋で売ってないかな?



独楽
独楽

今回はたくさん失敗したので、学べることが多い製作でした

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